【必見】ド底辺社会人がズバリ答えます！『こうすれば人生は失敗できる〜挙句の果て〜』【第三章】
皆さんこんにちは。まっちゃんです。
第二章の更新からかなり時間が空いてしまいました。
本業がそれほど忙しかった訳ではありません。
以前ブログを始めた理由は副収入を得るため、と書きました。
ところがブログで収益を得られるようになるにはとてつもない労力と時間が必要になります。僕の状況は皆さんご存知の通りです。
そんなに悠長に構えている場合ではないので、時間を見つけては即効性のある金策を模索するのに費やしていました。
それについての話もしたいところですが、まずは焦らず、前回お話した所から続けますよ。
無駄な出費を強制的に無くすためのお給料管理システムが始まりました。
毎月給料日になると3万3千円が手渡され、その中で食費や消耗品代、散髪などを行います。
この3万3千という数字は、会社の人と僕とで話し合って決まりました。
正直言ってもう少し欲しかったのですが、そんな事は当然言えません。
生活費としては十分足りる数字です。
足りないのは、隠し借金の返済分だからです。
管理システムの他にも、限定的ではありますが副業の許可もしてもらいました。
会社の知り合いの工務店さんに紹介してもらい、休日にそこで働く事でより早く僕が(色々な意味で)立ち直れるよう協力をしてくれました。
土日はゆっくり休みたい派の僕でしたが、言ってる場合ではありません。
これから暑くなるという時期にハードな仕事なんて…と、言ってる場合ではありませんでした。
そこで得たお給料はもちろん返済に充てられるのですが、一部僕のお小遣いとして貰えるシステムでした。
隠し返済を滞りなく行う上でも、かなり助かる話でした。
隠し返済分は毎月4万円程ありました。
本当はもう少し多いのですが、金融会社に事情を説明しとりあえず毎月の利息分と、数百円の元金返済のみでOKを貰いました。
この時の電話は本当にヒリつきました。
1円でも支払い分を減らすために、かなりの神経を使ったと思います。
ちなみに毎月数百円ずつの元金の返済では、完済まで200年近くかかる事が後から分かりました。
まぁ大丈夫かな、というのが感想でした。
何も大丈夫では無いのですが、本当にそう思いました。
一旦整理をすると、
毎月食費や雑費等+返済4万の支出があり、それに対して収入は3万3千+バイト代(1回千円)
でした。
７回工務店のお手伝いに行くとやっと返済ができ、生活費は残りません。
工務店の仕事も毎週ある訳では無いので、普通に無理がある話でした。
あまりにどうしようもないと、逆に気が軽くなることをここで覚えました。
せっかく紹介してもらった仕事、本来なら必死になって取り組むべきでしたが、その当時はハッキリ言って面倒なだけでした。
そういった態度は相手に伝わるので、何度も注意を受けましたが、なかなか変わる事はできませんでした。
注意を受けている最中、『さすがに長いな。早く帰って寝たい』と思ってしまった時があります。
そこで目が覚めました。
自分のダメさを自覚できました。
自分の為に怒ってくれているのに、それを素直に受け取れない自分をとても恐ろしく思ったことを覚えています。
早く変わりたいと思いました。
その為には、早く返済を終わり楽になる事が必要でした。
なんだか矛盾しているようにも思いましたが、とにかく毎月の返済をどうにかしないことにはどうにもなりませんでした。
そこで黙って別の副業に手を出しました。
深夜のバーの仕事です。
シフトはかなり融通が利き、しかも日払いなので最高の条件でした。
初めて出勤し、数千円を得た時、『これはいける』と思いました。同時に、『工務店の方はあれだけしんどくて千円…』とも思いました。
そこからしばらくは平日は本業、週末は仕事があれば工務店の仕事、平日の深夜たまにバーのバイト、という生活が始まりました。
かなりきつかったですが、これで毎月の返済も順調にすることができました。
余ったお金で、コンビニのアイスも買いました。
睡眠を削ったので、若干本業の方に影響はでました。
特に運転中の睡魔には何度も死を覚悟させられました。
勘付かれそうになった事もありましたが、その場の機転でうまく逃げることが出来ました。
その時は忙しい時期で、他の人も睡眠を削って頑張っていたのも好都合でした。
そんな調子でなんとかやっていたある時、会社の人からこう言われました。
『工務店の仕事がない時は、他の仕事を探すなりしても良い。早くお金を返さないと』
チャンスだと思いました。
それまで会社にバレないようにバーのバイトをしていたので、本業優先の為にシフトがなかなか増やせませんでした。
会社公認になれば、堂々とできます。
すぐにバーの話をしました。これが大失敗でした。
僕が働いていたバーは、会社の人の知り合いの店でした。
会社とそのバーは別に近いわけではありません。
全く、どれだけ人脈が広いのかと恨めしくも思いましたが後の祭りでした。
そこからの展開は恐ろしい早さで進みました。
というか、進んでいました。
数日後、会社の人から呼び出されました。
そこでは僕が既に働いていたことを会社が知ったこと、それは規定違反だということ、然るべき処分が下されることが伝えられました。
会社からもお金を借りていたので、それが完済する年末をもって会社を辞めることがそこで決定しました。
今まで僕なりに頑張り、気に入らない事もありましたが仕事にやりがいも感じていたので、それが突然終わる寂しさもありました。
ただそれ以上に、僕の為に多くの協力をしてくれた人を裏切ってしまったことを悔やみました。
バレようとバレまいと裏切ってしまった事には変わりはありませんが、それでも「後悔するなら最初からやめておけば良かった」では済まされないショックがありました。
友人にもかなり怒られました。
これが一番辛かったです。
「あの時本当の事を言っていたら...」本当にその通りです。
少しだけ涙が出ましたが、友人にはなんとかバレなかった、と思います。
これが、つい2週間前程の出来事です。
僕は友人や会社の人の信用を失い、年末には職と家を失うことが決まりました。
我ながらよく堕ちたと思います。
ただ、これで終わりではありません。
借金バレと副業バレという二度の地獄をみました。
職は失いましたが借金はまだまだ残っている！地獄の沙汰も金次第、ですಠ_ಠ
これからが人生の第二章になります。
その為の準備は着々と進めていますので、この第三章で一旦、僕の人生の第一章『転落』については終え、次回からは第二章の執筆を行いたいと思います。
応援よろしくお願いします(◉◞౪◟◉)
